合格すれば飛び跳ねるほど喜びますし、不合格だった時には、悔し涙を流す子もいます。

一方で、「残念やったな。」と少し落ち込む子もいれば、意外とケロッとしている子もいます。

反応は本当にさまざまです。

悔し涙は、本気で挑戦した証です

ただ、一つ感じることがあります。

ここがポイント

それは、悔しくて泣ける子ほど、その後大きく成長することが多いということです。

特に、真面目で一生懸命頑張る子ほど、検定に届かなかった時は悔し涙を流します。

でも、その悔しさを知っている子は、気持ちを切り替えた後の頑張りが違います。

「次こそは絶対に合格したい。」

そんな思いで練習に取り組み、次の検定では見事に合格する姿を、私は何度も見てきました。

まず褒めたいのは、結果ではなく努力

だから私は、結果だけを見ることはありません。

まず最初に掛ける言葉は、

ここまで本当によく頑張ったね。」

という一言です。

合格できなかったことよりも、一生懸命努力したことの方が何倍も大切だからです。

そして、

「この壁を乗り越えたら、今よりもっと成長した自分に会えるよ。」

そんな話をすることがあります。

泣くことは、決して悪いことではありません

私は、悔しくて泣くことは決して悪いことではないと思っています。

むしろ、それだけ本気で挑戦した証拠です。

「子どもの頃の自分が通いたかった教室」を目指して

実は、私自身は子どもの頃、そろばんがあまり好きではありませんでした。

だから検定試験に落ちても、悔しくて泣くことはほとんどありませんでした。

今振り返ると、「もしあの頃、本気でそろばんに打ち込めていたら、もっと違う景色が見えたのかもしれない。」と思うことがあります。

だからこそ私は、「子どもの頃の自分が通いたかった教室」を目指して、チャイルドスクールをつくりました。

子どもたちが夢中になり、「もう一回挑戦したい!」と思える教室でありたいと考えています。

ご家庭では、どうか叱らないでください

もし、お子さまが検定試験で思うような結果にならなかった時は、どうか叱らないであげてください。

その子は、その子なりに精一杯頑張ったはずです。

まずは、

「よく頑張ったね。」

「次はきっと大丈夫。」

そんな言葉を掛けてあげてください。

小さな挫折は、未来の力になる

人生は、いつも思い通りに進むわけではありません。

だからこそ、子どもの頃に経験する小さな挫折には、大きな意味があります

悔しさを知り、それを乗り越える経験は、そろばんだけではなく、この先の人生できっと役に立つはずです。

壁の向こうには、新しい成長があります

私は、試験に落ちることにも意味があると思っています。

神様は、乗り越えられない壁は与えないと言われます。

もしかすると、その試験は、お子さまがもう一歩成長するために与えられた大切な試練だったのかもしれません。

だから、結果だけで終わらせるのではなく、その経験を次の一歩につなげていきましょう。

その一歩一歩の積み重ねが、やがて大きな自信となり、お子さまを大きく成長させてくれると私は信じています。